CORE1-14 言葉の奥行き

沿って | 2019年9月20日

日本語は世界一複雑な言語だといわれています。

カタカナ、ひらがな、漢字・・・更に現代ではalphabet(アルファベット)混じりの文章もあります。

それらを普通に使いこなしている我々は凄いと思いませんか?

 

優しいという言葉の英訳は何か?

やさしい、優しい、易しい

ひらがなで「やさしい」と書かれていると「優しい」または「易しい」のどちらの意味を指しているのかを感じるには前後の文脈を読み解かなければなりません。
「太郎君はやさしい性格です」ならば優しいですね。「この工具を使えば造作はやさしい」ならば易しいを使いますね。

ここでは「優しい」に絞って考えてみます。
優しいを使った文をいくつか思い浮かべてください。

10例ぐらいを考えて手元に書き出してください。(手元に書き出してから次を読み進めてください)

 

思い浮かんだでしょうか?
では、「優しい」一語を英訳してみましょう。

「friendly」でしょうか?「kind」でしょうか?他にもthoughtful、elegant、amiable、genial、cordial、affable、soft、gentle、nice、sweetなどの候補を思いつくと思います。
先ほどさんが思い描いた「優しい」を使った文例にはどの英訳がふさわしいでしょうか?

https://ejje.weblio.jp/

friendly 友好的な、好意的な、敵意のない、人なつっこい、(…に)友好的で、好意的で、(…と)親しい、仲がいい、友愛的な、親しみのある
kind 親切な、優しい、思いやりのある、親切で、心からの

中国語では「優しい」に類義する言葉は、”柔””温存””和善””柔和”などがあります。

たった一語「優しい」には実に沢山の感情が込められる言葉であることが解って頂けたと思います。

どの言語体系でも、一単語で表された感覚をそのまま他の言語体系へ転換するにはどのような感情を表しているのかを深く考察しなければなりません。

日本語には感情や感覚を表す言葉が世界一沢山あります。その認識の範囲の多層化・多様化がなされる必要があります。
同じように外国語を習得する際には、感情・感覚を表す言葉に注意を向けて認識の多層化・多様化を心がけなければ上達しません。

中学生、高校生、(大学生)・・・と英語を習う時に、単語を覚えようとして、「kind = 親切な、優しい、思いやりのある、親切で、心からの」などと書き取りしながら覚えようとしたと思います。

間違った覚え方だとは言いませんが、この覚え方だとおそらくは実際に外国人と意思疎通を行う際にどうするか迷うと思います。実践的な覚え方としては、kindが使われる文例をいくつも読み込み、どのような感情でkindが使われているのかを推察しながら感情や感覚で覚えていくことです。また、kindを他の単語と入れ替えを行うとどういう感情表現になるのかを学習すると良いのです。

※みんな天才化機構の理事長深川英里は通訳案内士としての顔もあり、的確な訳(表現)で外国人に日本の奥深い良さを伝えてる活動をしています。

 

高次元な言語体系を使いこなせ

子供、こども、皆、みんな
漢字で書いた言葉とひらがなで書いた言葉では伝わるイメージが違うと思いませんか?

  • みんな天才化機構
  • 皆天才化機構

如何でしょうか?いかがでしょうか?伝わり方受け取り方が違いますよね?

alphabet(アルファベット)の言語体系では、単語そのものを変えない限りはイメージの違いを表すのが困難です。日本語の場合は、漢字・ひらがな・カタカナと使用選択を変えるとイメージが変わってきます。

 

alphabetは26文字。基本的には26種類の記号を文字として活用します。(我々が文字と呼ぶものは記号です)
文字を記号としてみた場合、漢字そのものの数は中国の方が多いのですが、中国は一文字一音、日本語は様々な読みで構成されています。日本語は膨大です。組み合わせは天文学的数字になります。それを認識し、組み合わせ活用できるのは大天才だと言って良いでしょう。
仮に次元グラフを描くとして、X軸にひらがな、Y軸にカタカナ、Z軸に漢字・・・更に音読み訓読みと軸をとって行き、alphabetまで加えると超高次元な形になります。

更には日本語にはバランスがあります。このような長い文章を書くときには、漢字で表すかひらがなやカタカナで表すかなどで伝わり方が変りますから、書き手は自然に漢字とひらがな・カタカナのバランスを意識します。漢字があまりにも多いと堅苦しいイメージとなりますよね。さらには季語や隠語を含ませて表現の奥行きを表します。
季語などを巧みに使って表現しているのが俳句などですね。短い文に情景や感情感覚を表現する手法です。

この複雑で高次元な日本語を理解し使いこなすだけでも大天才なのです。

 

日本語が理解できるさんは大天才なのですが、もっともっと驚大に天才化します。
HGMトレーニングでは、音源を聞く際にも映像を見る際にも頭の中でイメージを展開するように指示していますね?この文章を読んでいるということは、きちんとこなして頂いている証ですね。今までのトレーニングでは、速い音源を聴く、ビデオを速く再生して視聴することを行いましたね?その際の留意点は以下でした。

  • 耳や目から入ってきた高速な情報を頭の中でイメージ化する
  • 聴いたこと見たことを思い出して書き出す

今までのトレーニングではイメージ化したものを思い出して書き出すことを中心に行っています。
この段階はもうしばらく反復して行って欲しいのですが、イメージ化にプラスして感情・感覚を表す言葉に注意を払ってください。そして連想もしてみてください。
例えば、「蝉(せみ)」と聴いたなら色々な蝉を連想し、季節を連想し、年月を連想し・・・素数の連想まで膨らまして欲しいのです。
※周期ゼミという種類がいます。13年に一度だけ一斉に成虫となり大発生する種類、17年に一度だけ一斉に成虫となり大発生する種類。13も17も素数なのです。

 

世の中は言葉でできている?

世の中は言葉でできていると言っても過言ではありません。
さんが意思を伝える手段の大半は言葉です。話すか書くかが中心です。さんが考えることも言葉になります。

ところが私たち人間の思考は全てが言葉になっているわけではありません。
言葉になっていない思考もあり、目の前の出来事に対して無意識に反応を行っている場合もあります。
誰もが混沌とした思考の中からごく一部が頭の中で思いになり言葉になり、そのごく一部が口に出すことができ、書く事ができます。
口に出したことや書いた事のごく一部がやっと人に伝わります。

人に伝わらなければさんの思いは世の中で誰も認知しません。もちろん好意的な誰かがさんを思い、何も伝えなくても何かをしてくれることはあるかも知れませんが、それは非常に希なことです。

さんが他の人のことを感じ取るにも言葉を使います。もちろんですが、その人の態度や雰囲気も感じ取ります。感じたことを言語化(つまり言葉で表現)した場合は、先ほど例に出した「優しい」のように実に沢山の意味があり、感情・感覚として受け取りますから、言葉を知らなければ感情や感覚も乏しくなります。

なので言葉はとても重要です。
より良く楽しく生きる為には、言葉を沢山知る必要があります。そしてその言葉に秘められた人々の感情・感覚や情景などを捉える脳力(能力)をしっかりと身につけていく必要があります。

それらを鍛える為には沢山本を読みましょう。沢山の人とお話や議論をしましょう。沢山の旅をしましょう。沢山の良い映像を見ましょう。沢山の良い音を聞きましょう。沢山挑戦しましょう。そしてそれらを経験や知恵として蓄積しましょう。

インスピレーションを大切にし、それを的確な言葉で表現し、多くの人に感動を伴う影響を与えましょう。

 

本日の課題

  1. 有名な予備校講師の講義を見てみよう!(素数ゼミ)
    ・3倍速以上で視聴し、その後2倍速で視聴しよう。
    ・視聴中はメモ取り禁止、視聴後に思い出してまとめを書く
  2. 次の音源をリラックスして聴いてください。
    ・音源を聴きながらしっかりと情景を思い浮かべてください。
    ※ヘッドフォンを付けて目を閉じて情景を思い描いてください。

 

音源を聴いて何が思い描けましたか?とても簡単な問題を出題します。

聴いた音源に合った写真はどれですか?
この音が録音された季節はいつでしょうか?
14情景
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では、理解したことや気が付いたことを早速アウトプットしてみましょう。
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